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お客様が決めたオプション機能

お気に入りの1台に最高のパフォーマンスを与えたい――。後悔しない、させないオプション装備のBEST5をお客様の声からピックアップ。Kworksならではのオプションの魅力と内容を徹底公開!

Kworksでは、標準装備のなかに「快適な居住性」・「車中泊」・「荷積み」に必要な機能をマックスに搭載しながらも、車両基本価格はリーズナブルに設定しています。オプション装備にも、高品質で重宝するものばかりを揃えておりますが、例えば、オプションで取り付けるカーテンを標準装備にして、カーテンレールも固定で設置してしまいますと、お客様のなかには「カーテンは好みでないから、ウインドウに吸盤でくっつく断熱遮光カバーにしてほしい」という方もおられ、こうしたお客様にとって、カーテンとレール一式はまったく無駄な装備になってしまいます。あるお客様にとっては、不要な装備が初めから付いていると、その部分に余分なお金をかけなければならなくなる…という一例です。

キャンピングカーとは、お客様の利用形態や目的によって1台1台の仕様が大きく異なる車です。それを十分承知しているKworksは、今まで数多くのお客様からこうした声を頂戴しながら、キャンピングカーにおける標準装備をどこまで追究するか、そしてどういう装備をオプション設定にしたらいいのか、常に考えつづけてきました。

「オプション」とは、簡単に言えば「付加的な選択肢」という意味で、最低限必要な基本サービス(標準装備)とは別に、付けても付けなくてもどちらでもいいけれど好みに合わせて…ということです。しかし、Kworksでは、このオプションには2種類あると考えています。

(1) キャンピングカーの使用環境や目的が明確になっていて、その装備があれば、乗車する方すべてがより快適に利用できると判断できるもの。なかば必需品に近い評価を与えられる装備。
(2) あれば便利だし、趣味をフォローしてくれる特殊な装備としては必要なもの。なかばカスタマイズに属するもので、アクセサリー的に使うと重宝する装備。


お客様が、寒冷地から南国まで季節を問わずにキャンプや車中泊をする機会が多い方であれば、寒さ・暑さを防いで外気温の変化から身を守る断熱材の導入は欠かせません。この場合は、(1)に属するオプションの考え方で、キャンピングカーの利用環境や目的が明確にわかっているから必要とされる重要装備です。

リヤルーフ
一方、リヤルーフシェルフ(後部天井収納棚)などのオプションは、趣味を楽しむ方には本当に重宝される装備になります。この場合は、(2)に属するオプションの考え方で、趣味に対応した特殊装備となるものです。もっとも、リヤルーフシェルフにはキャンプ用のシュラフや毛布などたくさん収納でき、ファミリー向けにも重宝されますから、一概に趣味のものと限定する必要はないかもしれません。ご予算のなかで取捨選択すればよい装備です。
このコーナーでは、おもに(1)に属するオプション装備を詳しくご紹介していきます。と申しますのも、Kworksのキャンピングカーをお買い上げいただいたほとんどのお客様が、これらのオプション機能を装備した上でフル活用されているからです。
お客様がキャンピングカーに求めるものは、ご家族や仲間とともに「最高に快適な状態で過ごすための理想空間」です。これは新築の家づくりと同じ考え方で、ご家族ならではの使い方や将来を見据えた機能拡張を考えると、オプションの重要性も見えてくるものです。

電装系の充実

BEST1は、車中泊やキャンプをより楽しく過ごすための「電装系の充実」でした。

キャンピングカーで過ごす最大のメリットは、到着したその場所がすぐに居心地のよいリラックス空間になることです。映像・音楽を鑑賞したり、家族や仲間とTVゲームを楽しんだり。ときには備え付けの冷蔵庫から冷えたビールや旅先の魚市場で仕入れたお刺身などを取り出して、仲間と一緒に車内宴会で盛り上がったり。各地を巡りながら、感動の風景や出来事を写真やビデオに撮りためてパソコンやスマートフォンで編集してブログ・アップも。どれもこれも旅の一日が終わる前の楽しいひとときです。外が寒い季節でも、エンジンを止めた車内ではFFヒーターと断熱装備のおかげで快適な睡眠が約束されます。

こうした理想の車中泊ライフを支えてくれる装備、それが電気装備(電装)なのです。

車内の電装系を充実させれば、電灯照明・テレビ・オーディオ・冷蔵庫・電子レンジ・パソコンやスマートフォンの充電・電気ポット・FFヒーターなど、日常の暮らしに必要な電化製品はまかなえてしまうのです。高性能のサブバッテリーやインバーターのおかげで大きな電力が安定的に確保できるようになりましたし、ソーラーパネルの進化で補助発電からの電力供給も加わり、キャンピングカーは「移動する家」そのものに近づいたと言えるでしょう。

ソーラーパネルが生活必需品とみなされていく時代

Kworksは、これからの有望な電力源として早くからソーラーパネルの改良に務めて参りました。キャンピングカーを万が一の災害時に避難車両としてお考えになるお客様も多くなり、走行充電に頼らなくてもよいソーラーエネルギーによる発電・蓄電は、室内照明、通信機器の充電、冷蔵庫などには十分に力を発揮してくれます。

Kworksでは、2013年にオリジナル「薄型フレキシブル・ソーラーパネル」の開発に成功し、いまや引っ張りだこの装備のひとつになっています。その特色と開発のようすを以下にご紹介致します。

■Kworksオリジナル 薄型フレキシブル・ソーラーパネル

(1) HIACE、レジアスエースのワイドミドルとナロー(標準)の各モデルのノーマルルーフに設置可能です。
(2) HIACE専用のオリジナルマウントによって極薄施工(厚さ8mm)を実現。
(3) 極薄施工によって高さ2.1mの高さ制限があるパーキングにも楽々進入できます。
(クリアランスがあるのでルーフ部が上に当たるかどうかの心配は不要です)
(4) 出力は140W、晴天時で8Ah(直流)。常時サブバッテリーへ充電されるので、直流12V冷蔵庫なら連続稼働が可能になりました。(梅雨など雨天続きで日照がない場合は除く)
Kworksオリジナル 薄型フレキシブル・ソーラーパネル
左の写真はDKワゴンです。普通に後方から見上げるだけでは何も見えません。視線を上げて見ると、ご覧のとおり「薄い!」の一言です。ノーマルルーフに設置できますが、これより薄い取り付けは無理ではないかと思います。出力は140W、晴天時で8Ahほど出力しますから、直流12V冷蔵庫ならばずっと稼動できます。さらに、一工夫することで地上高2.1m以下に収まります。ソーラーパネルが付いても、車高に気兼ねすることなく立体駐車場にも難なく入れます。Kworksの独自技術で成し遂げた、お客様への大きなアドバンテージです。

陽の光を浴びて発電中のKworksオリジナル「薄型フレキシブル・ソーラーパネル」

電化製品の使用に欠かせないインバーター

インバーターとは、電流を直流(DC)から交流(AC)に変換する装置です。コンセントから電気の供給を受ける家電製品は交流(AC)です。自動車の12Vバッテリーは直流ですから、これを100Vの交流に変換することで、さまざまな電化製品を車内で使えるようになるのです。

キャンピングカーの装備を設計する場合に電気系統の配線は欠かせない部分ですが、先ずはどの位置で、消費電力がどれくらいの電化製品を、どんな目的で使うかを明確に特定することから詰める必要があります。たとえば、インバーターの消費電力マックスが300Wの場合、いきなり車内で800Wの湯沸しポットを使うことはできないので、どうしても湯沸しポットを使いたいのならば、消費電力が1000Wくらいまで使えるインバーターを用意しなければなりません。使う場所も、どこにするかによって、コンセント位置の配線は変化します。では、バンコンバージョンを製造する専門の立場から、実際のキャンピングカー使用時に想定される電化製品をいくつか取り上げてみます。

■消費電力の少ないもの

 LED照明/ギャレーで汲み上げる水中ポンプ/TV/パソコン/スマートフォンや携帯電話の充電/
 FFヒーターなど

■消費電力の多いもの

 湯沸しケトル/電子レンジ/ヘアードライヤーなど

消費電力が一番大きいものは電子レンジと想定されますが、ターンテーブル機能のないシンプルなモデルでしたら、700Wで稼動するお勧め電子レンジがあります。できるだけ、消費電力は抑えておきたいものです。ちなみに湯沸しケトルでは、消費電力の少ないものは900Wです。以前はティファール製の750Wがあったのですが、最近は製造メーカーが早く沸かせることをメリットに開発競争をしているせいか、1200Wクラスの製品が多いようです。こうした電化製品の消費電力を考えておくことは、とても大切です。
オーロラ・スタークルーズにセットされた電子レンジ

すでにKworksのキャンピングカーをご愛用のお客様から、車内での電源ニーズを伺いますと、スマートフォンや携帯電話やパソコンなどの充電、冷蔵庫(12Vの直流電流でもOKのもの)が欲しい、調理は要らないけれどお湯だけは電気で沸かしたい、お弁当を温めたいので電子レンジは必要、子どもたちにモニター画面で映像を見せて飽きさせないようにしたい…そんな声が多いようです。

このなかで、12Vの直流電流でもOKな冷蔵庫とありますが、これは、DC/ACインバーターを介さずバッテリーやシガーソケットから直接使える直流12 V電化製品のことです。交流の100V変換に伴う電力ロスが少なく、長時間使用できます。車両のルーフに装着したソーラーパネルからの直流12V電流を受けて、常時使えるものが便利なようです。

KworksのHIACEベースの各モデルに直流12Vの冷蔵庫を設置した例

KworksのHIACEベースの各モデルに直流12Vの冷蔵庫を設置した例

■出力の種類は?

Kworksでは、オプション設定ではなく標準装備で、各車種には下記の出力のインバーターが取り付けられております。
・DKワゴン   1000W
・クラシックバン 1000W
・オーロラSL  1650W
・トランスポータースポーツ 350W
・DERICA D:5 1000W

オプションでは、こうした標準装備に加えて350W~1000Wのなかでアップグレードできます。

■正弦波インバーター・擬似正弦波インバーターって何?

交流電圧波形(パルス)の波形の違いで区別されるインバーターのことです。
正弦波とは、波形がきれいに整形されたもので、基本的にすべての電化製品に使用できるインバーターがもつ電気の性質です。

波形イメージ

擬似正弦波は、正弦波のような滑らかな曲線を描かず、凹凸の波形になります。正のピーク電圧から負のピーク電圧に一瞬で変化するので突入電流が鋭く大きく、擬似正弦波インバーターでは使える電化製品は限られてきます。

■擬似正弦波インバーターで使えない機器は?

インバーター式の調光機能がついた蛍光灯、マイコン制御の電気毛布などの機器、モーターを使った電動工具などの機器。ただし、モーターを使った機器でも、消費電力(W)が定格電力の10分の1以下であれば問題ありません。1000Wの擬似正弦波インバーターであれば、100Wまでのモーター駆動機器を使うことは可能である、ということです。しかし、弊社ではこのような擬似正弦波インバーターは一切装備致しません。

■メーカーはどこがいい?

メーカーに関しては、製造国と価格を比較してみるとよいのですが、あまり公表はされておりません。
・PowerTite(パワータイト) 台湾生産
・電菱(DENRYO) 国産(台湾のCOTEK社のOEM品)
・セルスター 国産

一般的にはパワータイトがよく知られていますが、元祖は電菱です。価格もパワータイトより安く安定しているので、弊社ではお勧めしています。また、1000Wクラスでよければ、格段にお求め安いセルスターがあります。しかし、リモートコントロールスイッチが無いので、本体でのON/OFF切り替えとなります。
※当社では独自配線でリモートスイッチを作り、お得なパッケージに設定しています。

より安定感を求めるのなら、電菱もしくはパワータイトをお勧めします。

電菱製の正弦波インバーター 1000Wモデル

電菱製の正弦波インバーター 1000Wモデル

お好きなところに電源を取り付けられる

Kworksのコンプリート車は、助手席の後部に家庭用100V延長タップ(1mコード)を標準装備しております。
これ以外に、車内後部に電源コンセント部を増設したい、といったご要望にもオプションでお応えできます。

冬季や寒冷地での車中泊になくてはならないFFヒーター

一般的に車でヒーターといえば、エンジン熱を応用して車内温度をコントロールする暖房機能のことです。エンジンが動いていれば、カーヒーターは作動し続けます。しかし、昨今、地球温暖化への配慮からアイドリングストップが叫ばれ、車中泊でも一晩中エンジンを回し続けることははばかられます。

そこで登場するのが、「FFヒーター」です。FFとは、単に家庭用暖房器具において決められたJIS規格の記号のことで英語の略文字ではありません。基本的にはエアヒーターのことで、「取り込んだ空気を熱交換機で温め、室内温度を快適に保つことができる密閉型ヒーター」を意味します。エンジン熱を利用するわけではありませんから、アイドリングは必要ありません。しかも、車内の空気を汚さず、省燃費で熱効率も高く、サブバッテリーからの電源供給とわずかな燃料で一晩中安定した温風を車内に供給してくれます。FFヒーターの有る無しで、車中泊ライフの快適性は大きく異なってきます。

■FFヒーターの特色と構造

(1) 燃料には車の燃料を使用しますが、連続で8時間ほど使用しても燃料消費量は1ℓほどで済みます。ガソリンでもディーゼルでも使えます。
(2) 燃料ポンプから送られた燃料と車外から吸入した空気との混合ガスを燃焼室で燃やし、熱交換機を暖めます。完全燃焼した微量の排気ガスは車外に排出します。この燃焼に関わる吸気と排気は、車内には一切漏れない別ルート設計になっています。
(3) 内蔵モーターでファンを回し、車内の空気を取り入れて熱交換機で暖め、再び車内に温風を送り込みます。ここには排気ガスは混じりません。
(4) 温度センサーがついていますので、空気の温度を感知し、室内空気が設定温度に達したら、燃焼を自動的にストップします。こうした機構のため、車内の空気を汚すことなく一酸化炭素中毒や酸欠の心配もありません。
(5) 空気の吸い込みと送り出しをファンを回して強制で行なうために、温風を長い送風管(ホース)を使ってコントロールできます。そのおかげで、キャンピングカーのように架装品がたくさんある車両では、家具のデッドスペースなどを上手に利用して、車内環境に適合した暖房システムをつくることができます。
KworksのHIACEオーロラ・スタークルーズに取り付けたFFヒーター。家具で覆われたサイドスペースに設置。下部に見えるのがFFヒーター本体で、左右に高さを変えて付いているのが、室内空気の取り込み口と送風口。

サイドスペースの上カバーを外してFFヒーター設置部を見たところ。ファンによって強制送風できるので、長い送風管でもっとも暖かさが広がる位置に、送風口を設けることが可能になりました。
FFヒーター

電動サイドオーニング

「これひとつで魔法の装備」と感嘆されるのが、ルーフサイドに外付けして、電動式アームを伸ばしながらオーニング(ひさし・雨除け)シートを広げる装備です。オートキャンプ場では、最強の日除け・雨除けになります。普段使いでは、雨や雪の日にも、お年寄りやお子様がゆっくり落ち着いてサイドドアから乗り降りできるようになります。趣味の釣りや小休止でも、サイドオーニングを伸ばして天蓋をつくるだけで、大いにくつろげるもの。運転席に座ったままリモコン操作ひとつで動かせますから、50cmほどシートを伸ばして止めることも可能で、雨や雪の日にはひさし代わりになります。最大までアームを伸ばすと先端はたるみますので、オーニングケースのなかに収納されている支柱を両サイドから引き出して、簡単にすえつけることができます。

サイドオーニング

サイドオーニングを張ってコーヒー・タイム。
小雨が降り出したときなどは、さっと広げられますし、たちどころに収納もできます。

オーディオ・ヴィジュアル(AV)の充実

車内TVモニターは、ファミリーカーでもかなり普及している装備のひとつです。キャンピングカーのオプション装備のなかでも、セカンドシートの前部にTVモニターを設置したいというお客様からのリクエストが多く、居住性能の高いキャンピングカーでは、スピーカーシステムとの連動で迫力ある映像を楽しむ方が増えました。

また、カーナビの導入は車を購入する場合の必須条件のようになってきましたので、メーカー各社とも非常に優秀な性能のカーナビを廉価に提供するようになり、機能に差がなくなってきました。ところが最近、従来とはまったくコンセプトの異なる製品も登場してきました。それが、三菱電機のオーディオナビシステム「DIATONE SOUND.NAVI」のような、徹底的に音質・音響にこだわったカーナビです。運転中の音の善し悪しによって、ドライブの楽しさも大きく変わりますし、車中泊をしながら「いつもの音楽がまったく違って聴こえる」体験を満喫したいものです。キャンピングカーの極上空間を手に入れたならば、サウンドにも贅沢をしてみたい…。お客様の夢は膨らむばかりです。

■リヤのフリップダウン式モニター

リヤのフリップダウン式モニター1リヤのフリップダウン式モニター2

セカンドシート前の頭上にフリップダウン式モニター(通常は天井面に格納してある画面表示装置〈フリップ〉を見たいときだけ開く方式のモニター)を設置して、映像を楽しむシステムが人気です。Kworksでは、アルパイン社など国産一流メーカー製からリーズナブルな輸入品まで多彩なAVを取り揃えて、お客様のニーズにお応えしています。

フリップダウン式モニターの導入に関して、お客様のニーズは下記のように大別されるように思います。
(1)リーズナブルタイプ(10.4型) LEDバックライトによる省電力が魅力
(2)大型タイプ(大画面16型) 映画などを迫力画面で楽しめる
(3)メーカー品にこだわる(アルパイン製10.4型など)

リンクケーブルを使って、フロントモニター(ナビ本体)とリモコンで連動させれば、次のような映像の連動パターンを楽しめます。
・フロントモニター(ナビ)×リヤモニター(ビデオ)
・フロントモニター(ナビ)×リヤモニター(ナビ)
・フロントモニター(ビデオ)×リヤモニター(ビデオ)
・フロントモニター(ビデオ)×リヤモニター(ナビ)

意外に知られていませんが、16型の市販テレビも設置可能で、大きな画面をご家族で楽しめるメリットがあります。また、Kworksでは、既存の11型のモニター画面よりも、30%ほど廉価に設置できることも魅力です。

■遮光ロールスクリーンの設置も

モニター画面に外光が写りこんで見えにくいことがありますので、対策として窓隠しの遮光ロールスクリーンもご用意できます。巻き上げ式ですから、映像画面を見ない場合は、スクリーンをロールに巻き取っておくことができます。

■スピーカーシステム導入についてのご注意

最近は、車内をオーディオ・ルームのように変えてしまうサウンド・システムも開発されるようになりました。よく知られているのは、BOSEが、デッキ、アンプ、スピーカーと全てシステム化してユニットで売り出しているカーオーディオです。ただ、車種ごとに音響環境が異なるために、その車種に合わせたセッティングをしており、スピーカーだけ、デッキだけを交換する…ということはできません。いくらBOSEという有名メーカーのオーディオでも、車載環境が合わなければ、「あれっ?」と期待を裏切られる音響にがっかりする場合もあります。

デッキを装着するために純正品を外して加工できたとしても、統一されたインテリアが崩れてしまうことが多いものです。さらに、純正デッキはエアコンのコントロール機能とも連動していますので、外す事は不可能です。無理矢理外してエアコンのコントロールができなくなれば、車としての機能が損なわれます。

年々車両側の電気系統は基盤化されていますので、配線加工で対応できる範囲を超えている場合が多くなっています。また、スピーカーを設置する場合も、音響を支える「スピーカーボックス」が基本的にない状態でピラーやドアに取り付けるわけですから、よく造りこまれた車載専用の高級スピーカーでもないかぎり、劇的な音響変化を期待できるものではありません。

まず考慮すべきは、車あってのカーオーディオだということです。生半可にオーディオに凝るあまり、車本来がもっていた使い勝手の良さ、機能、統一デザインを損なってまで複雑なオーディオ・システムを導入するのは、お客様のリスクを大きくしてしまいます。

オーディオ・ファンのお客様とご相談させていただきながら、最高の音響環境をどこまで追求できるのか、限られた車内空間をどう有効に使ったらいいのか、Kworksでも日々検討を重ねながら車内の音響環境を模索しています。

これからの安全装備の主流になるミラーレス対策

ミラーレス対策と言っても、ピンとこない方もいらっしゃると思います。ミラーレスとは、「mirrorless」つまり「鏡のないこと」です。最近、カメラの世界でもミラーレス・カメラという機種が流行していますが、これは、一眼レフカメラ(レフ板という鏡の反射を利用して像を見る光学式カメラ)のファインダーの代わりに、電子ビューファインダーや液晶ディスプレイを通じて像を確認するデジタルカメラの総称です。
自動車業界でも、外の状況を視認するために、ミラーではなくカメラ撮りによるデジタル映像を利用して、安全運行に役立てようとする動きが活発化してきました。

■小型サイドビューカメラの登場

自動車におけるミラーレス機能というのは、「ガッツミラー」などと呼ばれるフロント左サイドに付く握りこぶし状(ガッツポーズのような)アンダーミラーを取り外し、その代わりに「小型サイドビューカメラ」をサイドミラーの下部などに設置して、そこから得たデジタル映像を運転席前のモニター画面に映し出すシステムのことを言います。

ガッツミラー

赤丸で囲んだ部分がガッツミラーです。運転席からもっとも見づらい死角を確認するための装備ですが、これが見苦しいとか、いや意外に重宝するとか、HIACEファンの間でも評価が分かれていました。しかし、200系ハイエース・レジアスエースには全車標準装備となっており、法律で、平成19年1月1日以降に製造された当該車両からは、保安基準に抵触するため取り外すことができなくなったパーツです。好むと好まざるとにかかわらず、新車を買ったら付いてきたのですが、近年、法令の見直しや、ミラーレス機能のサイドビューカメラなどガッツミラーの代用品が普及してきたことで、ガッツミラーを取り外せる仕様も模索されるようになりました。

サイドビューカメラ
左の写真でおわかりのように、サイドミラーの下部に小型カメラが設置されていますが、これがサイドビューカメラです。もっと目立たない超小型の機種もいくつか販売されています。夜間の視認も必要なため暗視性能も備えています。

ガッツミラーを外したHIACEです。フロント部分がスッキリして、商用車のようなイメージが払拭されると女性にも好評です。

ご参考までに、アルパイン製のサイドビューカメラに関するサイトをご紹介します。

http://www.alpine.co.jp/camera/side-view/

サイドビューカメラは、運転席からは見えづらい助手席側の死角をクリアに映し出し、幅寄せや狭い道路を通る際にも、スムーズな運転をアシストしてくれます。

■バックカメラの普及でリヤアンダーミラーもミラーレスに

すでに多くの車に搭載されて、バック入庫が苦手な方にはたいへん重宝されているバックカメラ。後退のときは、サイドミラーで車幅部分を視認しつつ、真後ろ方向の確認は、リヤアンダーミラーではなく運転席前のモニター画面に映し出される映像で…。夜間の視認性も高いので、バックカメラの映像は本当に助かります。このシステムがあれば、バックドア上部に取り付けられた大きなリヤアンダーミラーも不要になってきます。

■バックモニター内蔵自動防眩ミラー

まず、この写真をご覧ください。ルームミラーには何が映っているでしょうか?

バックモニター内蔵自動防眩ミラー

暗い室内のようすとは異なる画像が、ミラー面の左側に映し出されていませんか? 実はこの画像、車のバックカメラが写している映像(動画)なのです。特殊な仕組みを介して、ミラーのなかに映像モニター部をつくることができるシステムです。
これは、ミラー内部に電気式の光センサーとなる層をはさみこんだ「自動防眩(ぼうげん)ミラー」という仕組みを応用したスグレモノなのです。

「防眩ミラー」とは、読んで字のごとく、必要以上の光がミラーに写りこんで眩しいときに、それを軽減してくれるミラーのことです。後続車のヘッドライトが眩しいとき、ルームミラーの下に付いたレバーを押して角度を変えてやれば、プリズム効果で反射光を減らせる仕掛けは以前から普及しています。これが手動式の「防眩ミラー」です。原理はシンプルで、光の屈折率を変える層がミラーのなかに仕込まれているので、ミラーの角度しだいで眩しい光を分散できるのです。これに対して、「自動防眩ミラー」では、周囲の光や後方からの光を電気的に感知できる層がミラー内部にはさみこまれていますから、センサーが自動的に防眩動作を行なってくれるのです。手動で光の角度を変える原理とはまったく異なります。

ミラー内部に電気を通す層を重ねるこの仕組みを応用し、バックカメラからの映像を映し出すことに成功したのが、「バックモニター内蔵自動防眩ミラー」です。いくつかの種類が市場に出回っていますが、シフトノブを「R」位置すなわちバックギヤに入れると、ミラーにモニターが現れる連動型が便利でしょうか。ただ、現状ではどのメーカーの製品もいささか画面が小さく、細かい部分が視認しにくいようにも感じます。大きなナビ画面でバックカメラ映像をモニターさせた場合と比べてみると、やはり視認性に違いがでます。

「バックモニター内蔵自動防眩ルームミラー」と「カーナビ兼用モニター」とで、バックカメラからの映像を同時比較してみたところ。
バックカメラからの映像を同時比較

こちらをオプション設定すると、バックドアに付いたリヤアンダーミラーをなくすことができます。リヤアンダーミラーを外して穴埋めと塗装を行う場合は施工料が必要になりますので、バックカメラと「バックモニター内蔵自動防眩ミラー」の取り付けは慎重に行ないたいものです。

足回り装備

BEST2は、バンベース車を乗用車の乗り心地に変える「足回り装備」でした。

バンコンタイプのキャンピングカーのベース車と言えばHIACEが筆頭に挙げられます。大型ワンボックスの商用バンとして何十年も重宝されてきた伝統を誇る一方、趣味で使えるトランスポーターの傑作としても揺るぎない地位を獲得しています。
開発のスタートからバン仕様を軸に製造されてきたHIACEですが、近年、キャンピングカーのベース車として認められるようになると、乗り心地の改善や居住空間への配慮が少しずつなされるようになってきました。とは言え、同じジャンルでも、快適な乗り心地を重視するアルファードのような高級ワンボックス車と比較しますと、そのクッション性能や走安性においては、さすがのHIACEも後塵を拝してしまいます。

もう少し落ち着いた走りができれば言うことないんだが…そんなお客様からの声は少なからず耳にしてきました。ならば、KworksがHIACEをアルファードのような乗り心地に改善してしまえばいいじゃないか! そうと決まれば行動が早いのがKworksの製造部です。
さまざまな試行錯誤を経て、ついにたどり着いたのが、サスペンションの自社開発・リヤスタビライザーの装着・それにマッチするショックアブソーバーの選択・フロントスタビライザーの装着を「フルパッケージでセッティングするHIACE最強の足回り装備」(Kworks Integrated Suspension System)でした。

Kworksオリジナル・リーフサスペンション

フルパッケージでセッティングされたHIACE最強の足回り装備(Kworks Integrated Suspension System)

Kworksの対策

「居住空間の快適さだけでなく走行性も心地よくなければ、旅の楽しさは半減する」

1、 バンベース車の跳ね上げ対策として、アイバッハジャパンがもつF—1テクノロジーをフィードバックしKworksオリジナルのリーフスプリング(リヤ軸)を開発しました。
2、 表面積が大きく車高があるHIACEは、走行中の横風の影響を受けやすく、直進性能を妨げられる場合があります。その長所ゆえの弱点とも言うべき問題をリヤスタビライザーで補強することによって克服し、横揺れ対策と直進安定性の向上を図りました。
3、 フワフワせず、硬すぎず、車酔いしにくく、お子様やお年寄りの方にも安心して乗っていただける理想のクッションとは何か…。オリジナル・リーフスプリングとの相性をとことんつきつめて、自社のコンプリートモデルに合わせたショックアブソーバーを選択しました。
4、 これらリヤ側の足回りとバランスをとりながら、フロントスタビライザーの装着と調整も行ないます。
5、 上記をフルパッケージでセッティングするのがKworks Integrated Suspension System
(ケイワークス・インテグレイティッド・サスペンション・システム=KISS)
です。
※Integrated=ひとつに統合された

■フルパッケージで足回りをセッティングしなければならない理由
【Kworks Integrated Suspension System(KISS)の利点】

専門的な内容になりますが、大切なことですので、少し詳しくお話をさせていただきます。

まず、HIACEの足回りでもっとも重要なリーフスプリングについて考えます。細長い金属の板(リーフ)を何枚も重ねて車軸(とくに後輪軸)を支えるバネのことですが、バンやトラックなど荷物を積んで高荷重になる車両の後輪には、このリーフスプリング(板サスペンション)が多用されています。構造がシンプルなうえに頑丈で、シャーシへの負担が少なく、適度な減衰力も備えていることが特徴です。

リーフの長さや重ねる枚数などでバネ強度を調節しますが、積載量が多くなることを見越して重ねるリーフ数を多くすれば硬いバネになり、空荷のときは硬さだけが際立って車体が落ち着かず、小さなギャップでも跳ねやすくなります。軽量積載を前提とした車では、リーフ数を減らしてバネ強度を落としたりしますが、調整を誤るとフワフワしてしまいます。また、リーフという板で後輪軸を支えるので、悪路を走ったりきついコーナーに進入したりすると、左右の後輪軸が微妙にヨレるような緩さをもっています。俗に言う「カチッとした足回り」ではないということです。リーフスプリングには、こうした負の側面もあるということです。

車の製造では、使用目的や設計思想にしたがって、乗り心地や操縦性などをひとつの個性にまとめあげ、その個性を各部分のアライメント(その車種独自に味付けされたバランス)に活かしていきます。

商用バンとして開発されたHIACEの伝統のなかにも、純正のリーフスプリングを装着しつづけてきた意味があり、HIACEならではのアライメントが与えられています。しかし、こうしたバンタイプのボディを応用して、居住空間の快適性を追究したキャンピングカーを完成させたあとでも、もう一歩踏み込んでおきたいのが走行時の快適性向上なのです。つまり、HIACEという車種から「商用バン」という個性を剥ぎ取る作業に挑戦せねばならないということです。もっとはっきり申し上げますと、HIACEに与えられた足回りのアライメントを変更してしまう、ということなのです。
※注:アライメント変更とは構造変更のことではありません。ここでは乗り味を変えるという意味。
ところが、これが簡単ではありません。順を追ってご説明します。
現状のリーフスプリングでもいいわけですが、明らかにアルファードの乗り心地には及ばないわけですから、足回りの弱点を改善しなければなりません。そこで、ある程度の車いじりができる方は、あれこれと装備を買ってきて、試してみるのですね。
横風による揺れやふらつき、コーナー進入時の車体のねじれ感などは、スタビライザーで修正できます。とくにリヤスタビライザーを付けて締め込めば、高速道路での直進安定性はそれとわかるほどに改善され、横風の影響にもめっぽう強くなります。ところが、ノーマルのリーフスプリングを装着したままリヤスタビライザーを付けると、左右の後輪軸が固定されてしまい、適度な緩さが失われて、かえってギャップを拾うようになり、ゴツゴツとした乗り味になる場合が多いのです。おまけに、後輪がガッチリしすぎたせいで、コーナーリングでは内側に切れ込むオーバーステアのハンドリングになってしまいます。

ならば…と、もっと柔らかさを出すためにリーフスプリングを薄くしてバネレートを下げてみたら、今度は減衰力がなくなって、いつまでもブヨンブヨンと車体が落ち着かなくなります。慌てて今度は減衰力を調整できるショックアブソーバーを取り付けてバランスをとってみると、今度はスタビライザーとの相性が悪くなる…という、まるでイタチごっこのような事態に陥って大混乱。しかも、リヤのクッション性能を考えるだけではなく、フロントとのバランスを考慮に入れなければならず、いよいよ頭を抱えてしまいます。

また、フロントの左右サスペンションの動きをコントロールして安定させ、車のロールを少なくすることができるフロントスタビライザーも重要なパーツです。しかし、他の足回りパーツがノーマルの状態のまま強化スタビライザーを装着した場合も、バランスが悪くなります。硬いので、路面からの突き上げ感も出てきたり、左右のサスペンションの動きがギクシャクします。フロントスタビライザーに関しても部品選定と調整には細心の注意が必要になります。リヤの味付けとフロントの味付けとがバラバラになっては、改善策どころか改悪になってしまい、結局ノーマル状態が一番無難だ…などと、セルフメンテナンスに音を上げて降参してしまう方もおられるようです。

Kworksでは、こうした無駄な実験をお客様にしていただかなくてもいいように、最良のセッティングを完成させました。基本はあくまでもリーフスプリング。ここにF-1レースで鍛えられたアイバッハジャパンのサスペンション技術を投入し、キャンピングカーの特性や荷重を把握したKworks独自の開発手法で車両に最適なバネレートを獲得しました。この装備を中心に、相性の良いショックアブソーバーをセットし、クッション性能を削がないスタビライザーを組み込み、リヤ部との最適なバランスを生み出すフロントスタビライザーを選択しましたので、ひとつひとつの装備が融和しながら違和感なく機能し、アルファード・クラスの乗用車に匹敵する乗り心地を生み出しました。これが、Kworksのご提供する「フルパッケージでセッティングするHIACE最強の足回り装備」(Kworks Integrated Suspension System=KISS)というサービスです。車両の特性と全体のバランスを考慮せずにバラバラに部品を集めて装備してはいけない理由も、ここにあります。愛車に熱いKISSを送って、大切にしてください!

■アイバッハジャパンの技術を応用したKworksオリジナルリーフスプリング

アイバッハジャパン

Kworksが、リーフスプリングの開発で求めたのは、商用バン仕様でセッティングされているHIACEの積載荷重ではなく、オーロラ・スタークルーズが実際に架装した家具や装備と乗車定員の総重量に見合ったサスペンションです。ここには、過酷なF-1レースで培ったアイバッハジャパンのサスペンション・テクノロジーをフィードバックした緻密な計算が活かされています。
※参考/アイバッハジャパン・ホームページ http://www.eibach.jp/

たとえば、弊社のオーロラ・スタークルーズSLの場合、乗車定員7名を基準にしていますので、次のような荷重計算をしたうえでサスペンションの調整を行なっています。
1名55kg×7名=385kg+架装品重量200~350kg+荷物100kg=荷重総計685~835kg
オーロラ・スタークルーズSLでは、1,000kg(1トン)荷重に設定されたノーマルリーフスプリングに対し、
685~835kgの荷重に合うようにバネレートを変更したリーフスプリングを装着します。

ノーマル状態から約30%ダウンしたKworksオリジナルリーフスプリングは、しっかり感のある安定走行を実現し、跳ね上げもなく、舟こぎ状態にもならず、ヨーロッパ車のように酔いにくい快適な乗り心地をお約束します。

バネレートとは、スプリングの硬さの指標で、単位にはkg/mmを使います。これは、スプリングを1ミリ縮める(たわませる)ために必要な力を示しています。たとえば、5kg/mmという表示のスプリングは、5kgの力(加重・荷重)をかけると1mm縮むということです。この数値が大きければ大きいほど、重さに耐える力が強くなり、スプリングは硬くなります。ただし、同じレートでもスプリングの厚さ・太さ・形状・材質・構造などで特性は変わります。バネレートは、バネ定数、スプリングレートともいいます。

参考として、ノーマルリーフスプリングとKworksオリジナルリーフスプリングとの特性曲線の比較をご覧下さい。

ノーマルリーフスプリングとKworksオリジナルリーフスプリングとの特性曲線の比較

グラフの黒い曲線  車高ノーマル 純正ノーマル装備のまま
グリーンの曲線   車高ノーマル Kworks製品でバネレート約30%減
ピンクの曲線    車高1インチダウン Kworks製品でバネレート約30%減

グラフをご覧いただいておわかりのように、大きな加重(荷重)がかかったときの粘り(踏ん張り)は出ませんが、逆にノーマルのリーフスプリングより、Kworks製品の方がマイルドな特性になっています。
Kworksがご提供するHIACEのコンプリートモデルの場合、このくらいが安定した接地感と快適性を実現するバネレートとなります。

■HIACEの足回りを充実させる順序

HIACEの場合は、重ねられたリーフスプリングの一番下にあるベースリーフが跳ね上げの原因になっていました。アイバッハジャパンのテクノロジーを導入して、そうした特性に注意して開発されたのがKworksオリジナル・リーフスプリングです。Kworksが推奨するのは、KISSフルパッケージですが、足回り装備には費用もかかりますので、どこから手をつけてよいかわからない場合は、まず、このリーフスプリングから足回りの充実をお考え下さい。足回りを間違いなく充実させるための装備順は以下の通りです。
(1)リーフスプリング
(2)リーフスプリング+リアスタビライザー
(3)リーフスプリング+リアスタビライザー+ショックアブソーバー
(4)リーフスプリング+リアスタビライザー+ショックアブソーバー+フロントスタビライザー
 ※ショックアブソーバーは、お客様の好みを伺って選択および調整を行ないます。

こうした足回りの装備に加えて、車高ダウンや平均走行スピードなどを考慮して、必要に応じてチューニングすれば、個々の好みに合った快適な走行が可能となります。クルマ旅などで長距離を走行する場合は、安定した足回りをセッティングすることで、ドライブによる疲労感は激減します。

断熱装備

BEST3は、快適な車内生活にもっとも欠かせない「断熱装備」でした。

車中泊にせよ長期のキャンプ生活にせよ、車内でくつろぎたいときやぐっすり眠りたいとき、暑さ・寒さのおかげで難儀をするのは、キャンピングカーでの楽しさを台無しにしてしまいます。 キャンピングカーが、普通車と圧倒的に異なるのは、快適な就寝を得るために可能なかぎりの設備をもっている、ということなのです。そのひとつが、床下・ボディ・天井に貼りわたされた断熱材。しかし、住宅ではありませんから、重たい断熱材を敷き詰めてしまうと、車両重量を大きく増やしてしまい、燃費にも響いてきます。この断熱処理の良し悪しが、キャンピングカーでの過ごしやすさを左右するのです。 Kworksでは、軽量でありながらも、断熱効果にすぐれた素材を吟味し、隙間やブレのないよう緻密に貼りこみ、中途半端なテープ貼りなどで誤魔化していません。また、断熱材を貼れないタイヤハウス上部などの箇所には分厚い断熱塗装を施し対応しています。

Kworksの断熱対策

「断熱対策でもっとも重要なことは、絶対に隙間をつくらないこと」
1、車体内側の金属面にセラミック断熱塗装を三重にほどこして隙間を埋め尽くします。
2、車重が増えないように、断熱材は軽量で高性能のものを使用します。
3、断熱材をつなぎ合わせる箇所は隙間ができないように念入りに重ね張りします。
4、重ね張りで密閉するのは、カビや結露を防ぐためにも重要な施工だからです。

セラミック断熱塗料を塗布
セラミック断熱塗料を塗布した直後のようすです。天井やサイドに塗装された白い部分はすべて断熱塗装です。隙間なく三重に噴き付けるセラミック塗装は効果絶大です。
断熱塗装の上に断熱材を隙間無くていねいに貼りこんでいきます。こうすることで、カビや結露の防止や防音対策にもなります。タイヤハウスの上にも断熱塗装を施します。

■床断熱への対応

床断熱の新素材 床断熱の全車装備に合わせて導入される新床材

Kworksがベース車に選ぶHIACE

アルファードのような乗用車仕様の車に対して、HIACEのような商用車仕様の車は、断熱や防音への対策が十分でないのが実情です。しかし、弊社が取り扱うキャンピングカーでは、HIACEのなかでもグレードが高く、防音対策がある程度なされたスーパーGLもしくはワゴンGLをベース車に設定し、ここにさらに断熱・防音対策を施すことで、一般的な普通車以上の断熱・防音効果を生み出しています。

また、内装のトリム(内張りの化粧板)に関しては、自社施工するよりも純正仕様の方が圧倒的に耐久力があります。キャンピングカー・ビルダーのなかには、自社製作したトリムを装着する例もありますが、身体に害のあるボンド系の接着剤を多く使ったり、仕上がりが悪かったり、さらには材質が貧弱である場合が見られます。Kworksでは、安心して末永く乗っていただけるように、経年劣化のほとんどないトリムをしっかり使った「スーパーGL」と「ワゴンGL」をベース車に選択しています。

既製品の内装材は、およそ5年以上経過しますと色が褪せたり、なかのウレタンが劣化するなどして脆くなります。とくに車両の価格が安い「デラックス」タイプをベースにしたキャンピングカーの内装材には、まず既製品が使用されていますので、注意が必要です。

天井部に純正品のトリムを取り付け

断熱加工や配線処理の終わった天井部に純正品のトリムを取り付けているところです。

床下収納庫

BEST4は、使い勝手バツグン!と大人気の170ℓ収納の頑丈な「床下収納庫」

Kworksのキャンピングカーをご注文いただくお客様のなかでも、最近とくに人気があるのが、オプション製作の「床下収納庫」です。収納部が少ない限られたバンコン・スペースのなかに170ℓもの収納庫を実現した秘密は、ズバリ「床下」でした。

床下収納庫
横幅700mm×前後700mm×深さ350mmの容積を誇る収納庫は、想像以上にBIGサイズ。キャンピングカーをいざとなったときの避難車両に用立てたい方には防災用具や非常食の常備ボックスになりますし、ペットボトルや食材もたっぷり収納できます。

床下収納庫・キャンプ用品など

ステンレス製の頑丈な容器で、このなかで水を流しても下のドレンから排水できますから、サーフィン用のウェットスーツや、釣り用のウェーダー、スノーボードシューズ(1家族分)など水分を含むものや汚れものの収納も大丈夫です。そのほか、キャンプ用の炭や薪、コンロ、洗面具など、何でも収納できてしまうスグレモノの装備です。

二段ベッド

BEST5は、就寝スペースを増やして多人数での車中泊を可能にした「二段ベッド」でした。

二段ベッドを積むことで一挙に広がる就寝空間。高額の装備となるポップアップルーフも不要になりますから、リーズナブルに多人数のご家族で車中泊を楽しむなら、むしろ必需品となるでしょう。オプションの二段ベッドは、HIACEのさまざまなタイプにご用意できますが、今回は、ナロー・タイプにおける二段ベッドの効用をご紹介します。

二段ベッド
クラシックバンのナロー(標準)ボディに二段ベッドをオプション装備することによって、狭い空間をよりうまく活用できるようになります。二段ベッド上をさまざまな荷物や趣味の機材置き場にして、その下のベッド空間で休めるようにすれば、長期の車旅や取材旅行などに十分活用できます。ナロー・タイプは、小回りが利いて運転しやすく、狭い所へも入っていけますので、この機動力に加えて積載力と快適な宿泊性能を持てば、最強の趣味車になります。もちろん、クッション性能を高めた二段ベッドでは、お子様も快適に休むことができます。ナロー・タイプにオプション二段ベッドの組み合わせは、侮れないどころか、必須アイテムのひとつではないでしょうか?

■二段ベッドのオプション設定

(1) 薄型軽量のベッドボード4枚セットのワンメイクモデル
・HIACEワイドミドルにのみに対応する設定です。
・1枚寸法 横幅1700mm×縦300mm×厚さ60mm 
・4枚セットで横幅1700mm×縦1200mmの広さを確保し、身長170cm以下の大人でも2名までなら快適に就寝できます。
・4枚セット価格 100,000円(税別)
(2) カスタムオーダーモデル
・1枚寸法 横幅1700mm×縦(325~400mm)×厚さ60mm
・3枚セットで横幅1700mm×縦(975~1200mm)の広さを確保。
・3枚セット価格 120,000円(税別)
・ご利用になる家族構成によって、ベッドボードの枚数を調節できますから、追加の場合は1枚40,000円(税別)で承ります。

ポップアップルーフ

BEST6は、遊びの幅をぐーんと広げてくれる快適な「ポップアップルーフ」でした。

ポップアップルーフは三方向の全開が可能な新型テントです。高いところからの俯瞰撮影や宿営地の風景を満喫するには最高のポジションです。これで遊びの幅 がぐーんと広がりました。テント生地は、EVANSのコンセプトに合わせたシックな臙脂カラー。撥水性能は850以上あります。生地を扱う問屋さんでは5 年ほど店舗のオーニング(雨除け・日除け)として使い、防水テストを兼ねて外へ出しっぱなしにしていたものですが、雨水を完全にはじいて漏水もなく、まこ とに頑丈で安心して使える素材です。インナーには防虫ネットを張ってありますから、虫を気にせずに涼しい外気を入れながら快適にお休みできます。 もちろん、防虫ネットもジッパー付きでフルオープン可能です。

アウトドア専門誌『Be-Pal』(小学館)の2014年10月号にも大きく取り上げられた「オーロラ・スタークルーズ EVANS」(本誌11ページ)。富士山を目の前に仰ぐ西湖湖畔での特別撮影で、ゴージャスな室内デザインと機能性が他のバンコン・タイプのキャンピングカーを抜きんでる特色として紹介されたのですが、このKworksオリジナル新型ポップアップルーフにも、大きな注目が集まりました。

ポップアップルーフ1

深い臙脂色のルーフ生地が、ブラックボディともあいまって極めて上品でエレガントな屋上部を構成し、キャンプ場で開いた瞬間、周囲にいたお客様からも感嘆の声が漏れました。
Kworksにとって、ポップアップルーフはただ屋根が開いて高さと寝床を確保できればいいというものではありません。それぞれの車体に合った生地を厳選して、安全で使いやすいデザイン性に優れたものを自社開発できる強みを活かし、耐候性においても最高水準のポップアップルーフを製造しております。

ポップアップルーフ2

ポップアップルーフにおけるほとんどの汎用品は、マリンダイビング・スーツなどにも応用されているスウェット生地を使い、ある程度の防水性能にも気を配ったものでしたが、強い雨にはどうしても耐えられませんでした。しかし、Kworksオリジナル新型ポップアップルーフに使われる生地は、耐候性が高く、吹き降りのような雨が突然襲ってきても心配はご無用です。店舗用の強力な雨除け庇に使われる厚手の防水素材のため、しっかりと風雨を遮断いたします。もちろん大風を受ける場合は、風受け面積が増えるルーフアップは保安上、慎みたいところですが、土砂降りでも慌てる必要はありません。

ポップアップルーフ3

また、3面を大きな窓にできることも特徴です。生地そのものが非常に頑丈なため、これだけ大きな窓をくり抜いても強度は保たれ、フルオープンで外気を取り入れながら、快適なルーフ空間を確保できます。強い日差しを避けながら、窓をいっぱいに解き放ち、ルーフの上でゆっくりお昼寝。この上ない贅沢を味わうことができる、天井リビングの誕生です。

ポップアップルーフが実現してくれるもの

・キャンプ場でテントを張らなくても、ワンタッチでキャンプベースができる
・キャンピングカーの就寝定員が増える
・外気が暑くても、車内に風を通して涼しく過ごせる
・室内高が高くなるので、車内の空間が劇的に広がり、比較的コンパクトな車でも、圧迫感のない為、着替えも楽にできる空間に変身させられる
・地上2メートルの世界は、景色がきれいに見える
・ルーフの窓から、写真撮影ができる
・バードウォッチングが楽しめる
・星空がきれいに見える
・なぜか、テントを上げるとワクワクした気持ちになり、
そこで寝てみたくなる
・ロマンチックな気分になれる
・子供が大喜びする

 

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